インビザラインとは
従来のワイヤー矯正とは全く異なる 「マウスピース型の矯正装置（インビザライン）」です。
透明で取り外しが可能なマウスピース型の矯正装置は 非常に審美的で、見た目を気にすることなく 矯正治療を進めることができます。
当院では患者さまのご希望をお聞きし、治療方法として適していればインビザラインでの治療計画を立てます。
ただ、すべての症例（歯並び）に適しているわけではなく、 抜歯を必要とするような難しいケースでは対応できない場合もあります。
メリット
透明で目立ちにくい
薄く透明度の高い素材を使用しているため、装着しても目立たず、装着していても着けていることがほとんど分かりません。
取り外しができるので衛生的
食事や歯磨きの時はマウスピースを取り外します。
普段と同じように歯磨きができ、マウスピースはご自身で洗うことができます。
金属不使用で安心の素材
マウスピース型の矯正装置は金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心してご利用いただけます。
段階的に歯を動かしながら歯並びを矯正するため、 従来の矯正方法と比べて痛みが少なく、 唇や口の中の粘膜などを傷つけてしまう心配がありません。
デメリット
装着時間が長い
1日20時間以上の装着が必要です。お食事と歯磨きの時間以外はずっと付けて頂くイメージです。
取り外している時間が長いと後戻りをしてしまい装置が合わなくなります。
症例によっては使用できない
患者さまの歯並びの状態によっては、マウスピースによる矯正では対応ができない場合があります。
治療をスタートする前にしっかり検査をさせて頂き、対応できるかどうかの判断を行います。
費用について
| インビザライン | 935,000円（税込） |
|---|
※矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費（自由）診療です。
マウスピース矯正治療の流れ
1カウンセリング
初回相談（予約制）
事前に電話またはWEB予約をお願いします。
治療に関するお悩みや疑問点、心配なことがあればご相談ください。
2精密検査・歯型の採取
口腔内の基本的な検査やレントゲンを行います。
口腔内スキャナ(iTero)を採取し、マウスピース矯正治療が可能なのか、治療期間はどれくらいかかるのかなどを検査していきます。
3診断・治療計画
検査結果をもとに治療計画を立てます。
治療期間や費用なども説明させていただき、患者さまにも納得いただいた上で治療をスタートします。
スタートされる場合は、マウスピースの作製に進みます。
4マウスピースの作製
インビザライン作製用のスキャニングを行って、インビザラインが医院へ届くまで１ヶ月ほどかかります。
5治療開始
マウスピースが届きましたら、装着、お手入れ方法・注意事項などをご説明させていただきます。
症例にもよりますが、マウスピースは１～２週間ごとに交換します。
6定期検診
２～３ヶ月に１度来院していただき、歯並びの状態を確認します。
7治療完了・保定期間
患者さまによって決められた枚数のマウスピースがあり、最後のマウスピースを装着したあとは治療完了です。
治療完了後はそのまま終わりではなく、後戻りを防ぐために必ず３年の保定期間がありますので、一定期間は保定装置を装着していただきます。
また、きれいな歯並びと清潔な口腔内を維持するために、３～６ヶ月ごとの定期的なメンテナンスを行います。
- インビザラインの治療期間は平均１～２年です。
歯を移動させる量が少ないケースであれば、数ヵ月で終わることもあります。
従来のワイヤーを使った矯正治療とほとんど変わりません。 - 当院は矯正専門の医院ですので、むし歯治療や抜歯などは行っていません。
治療や抜歯が必要な場合は、患者さまのかかりつけ医院等へ依頼いたします。 - 矯正治療中は歯に汚れがつきやすくなるため、来院時にクリーニングを行い、セルフケアの方法についてもお伝えいたします。
また、ご希望であればフッ素塗布をします。 - 未承認医療機器の使用についてはこちら
